しっくりくるま

しっくりくる瞬間の理由を言語化できれば

なぜMazda3なのか

先月、Mazda3を契約して来週納車の連絡が来ました。

 

では、今のデミオからMazda3に変えるまでいろいろ乗ってきた中での印象をまとめてみようと思います。

 

・Bセグメント

1)Mazda2

 デミオがフルSKYACTIV化した際、先行展示の車を都内までわざわざ見に行ったほど気になっていた。アクセラがフルSKYACTIV化した際はエンジン、4-2-1排気、ミッションの辺りがわかりやすい目玉で、内装はそれほどインパクトのある感じは無かった。ところが、デミオのフルモデルチェンジ辺りから内装の充実度が格段に上がって来たという記憶があり、デミオの展示を見に行った時に「内装部分はアクセラよりデミオの方がよくなってて、これじゃ下克上じゃないですか」と営業の方に話た記憶があります。

 年次改良でその辺り改良された結果なのか、いつごろからかマツダの車の内装はほぼ有意差を比較する必要が無いほど充実している感はあります。気になるとすれば、マツコネの世代間の差くらいでしょうか。

 

 デミオからの乗り換えでMazda2は考えていなかったのかというと、Mazda3が出るまでは選択肢としてありました。しかし、Mazda3が出た瞬間にその選択肢はほぼなくなりました。すぐに陳腐化するSKYACTIV第一世代に乗りかえる気になれなかったというか、それほど第二世代の変えた部分が、自分の不満と思っていた部分をかなり満たしていたというところかなと思います。

 

2)フィット

 実家ではフィット2を購入していて、実際デミオを買う際も最後までフィットと競合していました。今回もデミオの乗り換え候補No.1と言ってもよく、さらにモデルチェンジのタイミングと10年越え車検の時期の関係もあり、とても迷いました。

 ハイブリッドも気になっていた2モーター式i-MMD(eHEV)というところで、ノートePowerと近い部分もあり。何度か乗っていたプリウスの強烈な違和感があって、正直ハイブリッドを購入する気はほとんどなかったものの、やはり新しいものには興味がわくもので。

 

 実際、乗ってみた感じではプリウスの違和感はほとんどと言っていいほど感じませんでした。しかし、ハイブリッドでそれなりの装備を付けた見積もりとした場合、Mazda3の2.0Lとの差があまりないということがわかり、その時点でほとんど選択肢から外れてしまいました。

 

3)ヤリス

 試乗さえしてこなかったヴィッツ、そこから変わったヤリスはフィット以上に気になる存在でした。アクセルフィールがかなり良くなったということで、試乗する気で実車を見に行ったのですが内装のチープ感を見ただけで結局試乗しませんでした。

 一通りトヨタ車は見たのですが、カーオブザイヤーを取得していたRAV4もプラスチック感のある部分が結構目立っていて、どうしても試乗する前から気が乗らないというか。

 

 カローラスポーツが出た当初も試乗には言っていたのですが、あれも何かどうもしっくりこず。どうも欲しい車候補にはなりそうにないんですね。

 

4)スイフト

 スイフトについては、買うとすればほぼスイスポ一択でした。実際、MTを数日借りて乗ってみましたが、かなりの勾配でも気持ちよく加速するし楽しい車という印象です。

 自分だけで運転するなら、今でもスイスポMTが一番乗ってて楽しい車かなと思います。

 

 

Cセグメント

5)インプレッサ

 スバルの車には一度乗ってみたいと思っていましたし、試乗しに2回も行った車。しかしその2回とも印象がかなり薄く、何より気になったのは内装。特段チープな感じがあるわけではないのですが、やはりドライバーに向かって配置されている318isに乗っていたことが影響として大きく、Mazda3のドライバーに向かって配置されているインテリアと比べると、どうしても違和感というか。あと中央部で上下に二段に分けて液晶があることの必然性がどうしても理解できなかったというのも大きくあります。

 ちなみにCVTのラバーバンド感は無かったので、その辺りは悪くないなという感じでした。ただ、「悪くない」というだけで、良いフィーリングではなかったというか。

 

6)カローラ

 カロスポについては1.2Lターボの試乗はしていました。たしかに力不足感はなく、悪い印象はありませんでした。ただ、良い印象もあまりなかったというのが正直なところで。

 

7)シビック

 インテリアもエクステリアも、何かしっくりこないんですよね。なので試乗は実はしていません。CVTというのもあり、試乗して何か確認しておきたいみたいなポイントが無いんですよね。。。

 

8)ゴルフ

 当初、購入候補筆頭でした。というのもやはりベンチマークを知らずにはいられないんじゃないだろうか的に考えていたこともあり、発売当初に試乗した印象が良かったことからも次の車候補を探し始めたころは、この車が選択ベースでありました。

 最終的にベンチマークにこだわらなくなったというのは、実際ベンチマークと言っている自動車評論家の皆々様が実際に乗っているのがほとんどベンツ、という点で何か違う感じがしたという点。Mazda3に乗っていた某評論家がゴルフを超えたと言っていましたが、車として超えたかどうかはさておいて、いろんな記事を見て結局Mazda3以上の魅力が感じられなくなったという点で候補から陥落しました。

 

9)Mini

 試乗した車の中で、高速道路での試乗の印象が実は一番良かった車。とにかくロードノイズが抑えられていて、どの車に乗っても気になっていた「ゴー」って音がほとんど気にならず、アクセルフィーリングもほんとによかった車でした。

 残念な点といえば、内装が個性的すぎて落ち着かない点と、近所の駐車場に何台も見かけるので所有の満足感が削がれそうかなという点でした。

 

 

 他にもクラウンとかリーフとか、購入候補には多分入らないだろうけどって車も試乗しました。かつてないほど乗ってきて感じたことは、自分が欲しい車とはという点が意外に定まっているようで定まっていないという点を再確認しました。

 そしてMazda3が出た結果、何かこれ以外を選ぶという気にならなくなったというか。CX-30は若干悩んだ部分がありましたが、SUVはどうしても好きになれず。RVブームだった時も思ったのですが、どうも車の設計上で重心が高いことのメリットは一個も無いというイメージが払拭できないんですね。