しっくりくるま

しっくりくる瞬間の理由を言語化できれば

i-DMの点数を上げることと、良い運転とは

1)Mazda3に乗って一年半

これまでの不具合的部分としては

 

・ハンドルロック部の不具合?

→ドアの内側を触ってもドアがアンロックされない。最初は雨水の侵入が疑われたため、シール処理したけど解消されず。部品交換して様子見中。

・フロントセンサー不具合

→雨明けに車に乗るとフロントセンサーのエラーが発生し、解消されない。これも雨水の侵入によって発生した様子で、部品交換から再発無し。

 

センサー類が車のいろんな場所に入ったことから、雨水侵入による不具合が増えたのかなという印象です。

 

2)i-DMが目指すところ

i-DMが2ndステージにはすぐなったものの、3rdステージへはなかなか進みません。これは青ランプが付くように運転しなければならないためですが、最近になってようやく少しづつ青が付けられるようになってきました。

 

それとともに疑問点も感じるようになったのですが、それはそれなりに加速中、減速中、旋回中にGを感じるレベルで運転しなければならないということです。

 

個人的にi-DMとは、運転している人のためを思っている機能というより、同乗者が不快に感じることのない運転であることが「良い点数」の条件であると思っています(あまり明快にメーカーからこういう目的的な記事は少ないですが)。

 

ところが、そういうことを意図してブレーキを早めにゆっくり踏んで止まる動作を心がけると4.5以上の点数は出ないため、延々に3rdステージに到達しません。

 

個人的には緑の状態である程度運転するということは、Gを感じさせない運転ができているという点では評価できると思いますので、4.5を何回連続でやったら4.5以上を出すというような形にした方が、評価としては実態に合っているように感じています。

 

というのも青を意識し過ぎると、出だしもそれなりに踏むことが求められますし、止まる際にもある程度近づいてからのブレーキが求められます。先読みして早めにブレーキ踏むことが評価の対象になっておらず、あくまでもある程度の踏む量を満たす(踏み過ぎると白になるので、青を出すのはかなり踏むタイミングをギリギリにする必要がある)

 

「適切なタイミングで適切な量のアクセル、ブレーキ、ハンドル操作を評価する」という意図だけでいえばそれなりにi-DMの評価は悪くないと思うのですが、それだけで本当にマツダが意図していることを満たしているのかどうかが、ちょっと疑問に思っているところです。

 

youtu.be

MX-30はどういう人に勧められるか

Mazda3の6か月点検に行ってきました。

この間問題があった点は、車の前面にあるレーダーが故障してエラーが発生。ユニット交換ということがありました。事前に雨が降るとエラーが出てしまうことが多々あって、しばらくすると消えるので水滴が付いたらエラーが出るのかな、ちょっとセンシティブ過ぎるなという印象があったんですが、エラーが消えなくなったのでディーラーに行ったらユニット交換になりました。

 

原因のところははっきりとはわかりませんが、ACCのレーダーは今回の第七世代で大きく変わったという情報は聞いていないので、第6世代の他車でもあるトラブルなのかもしれないかなと思っています。

 

で、6か月点検ですが特に大きな問題はありませんでした。ついでと言っては何ですが、MX-30の試乗ができたのでその感想でも。

 

MX-30に乗ってみてまず内装ですが、コルクの部分とかドアトリムのところとか、いろいろとMazda3とは変えていて、なるほど電気自動車にする場合の印象の差はこういうところにも付けてくるのかなという印象。エアコンのタッチパネル部分なんかも、恐らく電気自動車であれば違和感ないんだろうなと思いましたが、ガソリン車だと明るいところで反射して見えにくいとか、見ないで操作がしにくい(リアルボタンもありますが、タッチパネルとダブルなので引き算しきれていない印象が)等、中途半端感をどうしても感じてしまいました。

シフトゲージの部分はピアノブラックではないので、こちらの方が傷は気にならないんだろうなとは思ったものの、ちょっと高級感という点では寂しい感じも。ドアトリムの皮の質感もよりちょっとチープになっている感があって、その辺りが価格差に出ているのかなとも。

 

運転してみたところでは、Mazda3と比べては当然なのですがCX-30よりも前方は開放感が感じられ、Aピラーがより立てられているみたいですね。マイルドハイブリッドはSKYACTIV-Xと比べても同じ感じで動作はしているのですが、やはりSKYACTIV-Xのカプセル化に慣れているとエンジンの始動音の大きさが若干違和感を感じるところで。

 

いろいろと特色がすごくあって、どういう人に勧められるかというところですごく悩ましい車という印象。Mazda3のSKYACTIV-Xのポジションに近い感じで、CX-30が便利なのはわかっていても他と同じではつまらない人で、MX-30の特色の部分が不満点にならない人であれば選んでいいように思いました。

Mazda3のMRCCに感じる違和感

納車して一ヶ月、昨今の事情で遠距離乗車がありませんでしたが、先日ようやく高速に乗りMRCCをじっくり使ってみました。そこで感じた感想など。

 

1)MRCCとi-DMの動作について、同じ思想を感じない

 i-DMというのは急なアクセル、急なハンドル操作をすると点数がマイナスになり、ドライバーに対して急な操作でないことを求めていく機能です。しかし、MRCCは前に車がいなくなるといきなりキックバックし、正直i-DMの点数では悪い点が付くだろうと思うほど急に加速することが見られます。

 車が近づいた際に急にブレーキをかけるのは安全上仕方がないとしても、急に加速するというのは何ともチグハグ感が否めません。他の設計は結構統一した思想で作られている感がありありなのに、MRCCはとりあえずシンプルに作ることを目指した感があり、ある意味変な挙動を示す場所さえきちんと掴んでおけば良い感はあるものの、安心して使うには癖をきちんと掴んでおく必要がある点において、スバルや日産のような自然さに欠けていると感じます。

 

 結局60km以上では機能を切ったりと、MRCCに対して重きを置いていない点がこうしたチグハグ感を生んでいる土壌と思いますので、きちんと整理して一から考え直すか、ある程度以上は当面やらないかはっきり決める必要があると思います。

 正直、今のような実装だと負の面が目立ち過ぎますので、miniでやっているような速度だけ一定にするところに留めるとか、機能としてどこを目指すかというのをもう一度考えて欲しいと思います。

 

2)日本の高速で使う分には6ATで不満を感じない

 やたら8ATだったらどうたらという感想を目にしますが、正直自分が感じているのは6ATで十分だという点です。100km/h程度の巡航速度では回転数も低く抑えられて全然静かですし、正直同じCセグのカローラシビックがみんなCVTなので、それに比較したら6ATなのはとても好ましいです。

 カタログスペック的に見ると6ATには特別感が無いので、まあ気持ちもわからなくはないですが。

 

3)ポリメタルグレー

 表題の色は非常に不思議な色だなと改めて思います。シルバーに比べると汚れははっきり言って目立ちます、ファストバックなのでホイールの黒い部分も汚れは目立つ感じです。

 他のメーカーもこの系統のグレーが増えていますが、マツダのポリメタルは不思議な新しさを感じます。正直車の色についてはあまり良い悪いを感じることは少なかったのですが、ポリメタルは何か不思議な印象が続いています。

Mazda3とSKYACTIV

納車されましたMazda3。

さて、Mazda3にした決めては何だったのか。再度まとめてみます。このブログは「今の時点での頭でごちゃごちゃしている言語と記載していく」という面が強いため、繰り返しの記述やら、読みにくい記述やらが混在している点、ご了承下さい。

 

1)Gベクタリング

 SKYACTIVのやりたいことが多分一番わかりにくく、あまり表現されているように思えないこのGVC。これの記事を見た瞬間に、マツダの目指す「良い車作り」というのにだいぶ惹き込まれたように思います。

 

 スペックではわかりにくいこのGVC、助手席の方の頭の動きで比較している動画からわかるように運転して楽しいという機能ではありません。でも、自分がたまに助手席に同乗しているとき、決して運転が荒い人ではないのに頭が揺らされる感覚を覚えたことは無いでしょうか。ずっとあれにすごい疑問を感じていました。

 

 そして、それに答えを与えてくれたのがこのGVCであったように思います。自分が運転していたときはそれに構えられたから揺れを感じづらかった。それがこのGVCによって助手席の人が感じる違和感を減らすことができる。そしてそれはその先のGVCプラスと新しいSKYACTIV第二世代の思想につながっていく。

 

 この非常に分かりにくい機能を「標準装備」としたこと、そしてそれをきちんと言語化して広報しているその姿勢がすごい共感した点です。もちろん他のメーカーも同じような取り組みはしているとは思いますが、きちんと言語化して機能して表現するというのは、そのメーカーがどこを向いて開発しているのかというのが見えてくるように思うのです。

 

2)静穏化への取り組み

 デミオで悩んでいたのがロードノイズ、一時期本気でドアのデッドニングをやろうか考えていた時期がありました。それに対して、新しいMazda3のスピーカーの位置を見たとき、なるほど最初からこうしてくれればいいじゃないかと思いました。

 

 タイヤをコンフォート タイヤにすることやドアのデッドニングは確かに対症療法としては効果がありそうですが、基本的にそういう思想で設計された車にはかなうはずもなく。最初から設計された車を求めていて、Mazda3のドアはそれにまさしく合致したものでした。

 

3)マツコネ

 マツコネの設計思想は、運転手がなるべくそこに目線を取られずに操作できることを是としているということで、他のメーカーの考え方とは根本的に違うものを感じています。欧州でメインになってきているデジタルメーターがどのくらい便利であるかは正直ちょっと気になるところではあることや、スマホの進化にはかなわなくなっているという点からディスプレイオーディオで良いんじゃないか的な部分、それらを考えると開発費をこれ以上マツコネにかけるべきかという点は、池田直渡「週刊モータージャーナル」でもあったように、今マツダ社内で必死に見直しかけているんじゃないかと思う。

 

 でも、今の時点としてはマツコネ第二世代が何を目指していたのか、それをMazda3で体感してみたいと思った。なので、スマホでだいぶ済んでいるナビでもあったけど、追加のナビはつけてみました。これについては体感してから感想を付けてみたいと思っています。

 

4)SKYACTIV-X

 何かと話題に上るSKY-X。この技術の話を見たときに、いかにして目的を達成するために開発に労力を尽くしたのかというのが見えて、乗ったときの感激も含めてすごいなと感じました。

 

 圧縮着火を本気で目指せば、スパークプラグを使いたくないというのは作る側の心情として当然あると思う。なのに、SKY-Xではスパークプラグを付けて「疑似圧縮着火でもいいんじゃないか」という点をきちんと実現したのがすごいなと思って。これは圧縮着火とは何なのか、それと同じものをどうしたら実現できるのか、というのを燃焼状態に常に向き合っていなければ多分たどり着けなかったと思うんです。

 

 目指す理想は何なのか、圧縮着火の本質に向き合うことで得られたその答えを見たときに、プロダクトの革新性はこうした姿勢からできるんじゃないかと思ったんです。

デミオ13C-Vのトータル評価

Mazda3が納車される前、最後のデミオ13C-Vドライブをしてきました。

トータルの距離は5万kmちょっと、11年乗りました。

 

乗ってきて、よかった面・イマイチだった面をまとめてみようと思います。

 

1)エクステリア

 デミオのエクステリアについては、正直不満点はあまりありません。年数が経過してもあまり古臭さが気になることはなく、エクステリアについては乗ってきてずっと満足しています。

 

2)インテリア

 試乗でそれほど気になった部分ではなかったのですが、これは乗って数年でとにかく不満の大きな点となりました。特にフルSKYACTIVとなったデミオが出てからは、このプラスチック感というのがどうしても大きな不満としてありました。

 

 インパネのプラスチック感もそうですが、シフトレバーの何とも中途半端な感じ、メーターパネルの中途半端な液晶部、318isのオルガンペダルから吊り下げペダルに変わったことで長距離ドライブ時の疲れる感じがある点、等々年数乗れば乗るほど不満が増えてきて、9年目の車検時辺りから本気で乗り換えを考えていろいろ試乗していました。

 

3)エンジン・ミッション

 最大の難点といえばCVT。318isから乗り換えた当初はアイドリングの音が小さくていいなと思っていたのですが、ほどなくアクセルを踏んだ際のリニア感に欠ける部分がどうしても気になってしまい、いろいろと別の車に試乗した結果、なぜかその辺りの違和感がだいぶ解消されるということがありましたが、それでもなくなったわけではなく、CVTは今後も選ぶ上では避ける大きなポイントとなってくるだろうなと思っています。

 1.3Lのエンジンは一時期トルク感に不満を感じることがありましたが、今ではそれほど悪いエンジンではないかなと思うようになりました。11年乗ってトータルの燃費は13-16km程度、これは乗り始めから11年経過してもあまり大きく変わっていないです。

 

4)総評

 318isは車検を一度経たものを購入して12年乗り続け、あちこち不具合が出る状況で仕方なく乗り換えたけど、まだいい車だったなと思うような車でした。まあ、CDチェンジャーが数年で使えなくなったり細かい不満は無いわけではなかったのですが、エンジンのフィーリングの良さがそれを全て覆い隠すほど気に入っていたところがあり。

 方やデミオはというと、2)のインパネの不満がかなり大きく、3)のミッションがさらに大きい不満で、ようやくそれから解放される的な感じがあって、やはり購入時に重視していたコスパ面に引っ張られ過ぎたかなという反省がありました。

 パソコンもそうですが、もう少し良いなと思う面があるものにはお金をかけてでも手に入れるようにする、何年も使うことになる道具についてはその部分を大切にするべきなのではないか、そんなことを最近思うようになりました。

 

 新しい車については、その辺りをどう思っていけるのか。楽しみではあります。

なぜMazda3なのか

先月、Mazda3を契約して来週納車の連絡が来ました。

 

では、今のデミオからMazda3に変えるまでいろいろ乗ってきた中での印象をまとめてみようと思います。

 

・Bセグメント

1)Mazda2

 デミオがフルSKYACTIV化した際、先行展示の車を都内までわざわざ見に行ったほど気になっていた。アクセラがフルSKYACTIV化した際はエンジン、4-2-1排気、ミッションの辺りがわかりやすい目玉で、内装はそれほどインパクトのある感じは無かった。ところが、デミオのフルモデルチェンジ辺りから内装の充実度が格段に上がって来たという記憶があり、デミオの展示を見に行った時に「内装部分はアクセラよりデミオの方がよくなってて、これじゃ下克上じゃないですか」と営業の方に話た記憶があります。

 年次改良でその辺り改良された結果なのか、いつごろからかマツダの車の内装はほぼ有意差を比較する必要が無いほど充実している感はあります。気になるとすれば、マツコネの世代間の差くらいでしょうか。

 

 デミオからの乗り換えでMazda2は考えていなかったのかというと、Mazda3が出るまでは選択肢としてありました。しかし、Mazda3が出た瞬間にその選択肢はほぼなくなりました。すぐに陳腐化するSKYACTIV第一世代に乗りかえる気になれなかったというか、それほど第二世代の変えた部分が、自分の不満と思っていた部分をかなり満たしていたというところかなと思います。

 

2)フィット

 実家ではフィット2を購入していて、実際デミオを買う際も最後までフィットと競合していました。今回もデミオの乗り換え候補No.1と言ってもよく、さらにモデルチェンジのタイミングと10年越え車検の時期の関係もあり、とても迷いました。

 ハイブリッドも気になっていた2モーター式i-MMD(eHEV)というところで、ノートePowerと近い部分もあり。何度か乗っていたプリウスの強烈な違和感があって、正直ハイブリッドを購入する気はほとんどなかったものの、やはり新しいものには興味がわくもので。

 

 実際、乗ってみた感じではプリウスの違和感はほとんどと言っていいほど感じませんでした。しかし、ハイブリッドでそれなりの装備を付けた見積もりとした場合、Mazda3の2.0Lとの差があまりないということがわかり、その時点でほとんど選択肢から外れてしまいました。

 

3)ヤリス

 試乗さえしてこなかったヴィッツ、そこから変わったヤリスはフィット以上に気になる存在でした。アクセルフィールがかなり良くなったということで、試乗する気で実車を見に行ったのですが内装のチープ感を見ただけで結局試乗しませんでした。

 一通りトヨタ車は見たのですが、カーオブザイヤーを取得していたRAV4もプラスチック感のある部分が結構目立っていて、どうしても試乗する前から気が乗らないというか。

 

 カローラスポーツが出た当初も試乗には言っていたのですが、あれも何かどうもしっくりこず。どうも欲しい車候補にはなりそうにないんですね。

 

4)スイフト

 スイフトについては、買うとすればほぼスイスポ一択でした。実際、MTを数日借りて乗ってみましたが、かなりの勾配でも気持ちよく加速するし楽しい車という印象です。

 自分だけで運転するなら、今でもスイスポMTが一番乗ってて楽しい車かなと思います。

 

 

Cセグメント

5)インプレッサ

 スバルの車には一度乗ってみたいと思っていましたし、試乗しに2回も行った車。しかしその2回とも印象がかなり薄く、何より気になったのは内装。特段チープな感じがあるわけではないのですが、やはりドライバーに向かって配置されている318isに乗っていたことが影響として大きく、Mazda3のドライバーに向かって配置されているインテリアと比べると、どうしても違和感というか。あと中央部で上下に二段に分けて液晶があることの必然性がどうしても理解できなかったというのも大きくあります。

 ちなみにCVTのラバーバンド感は無かったので、その辺りは悪くないなという感じでした。ただ、「悪くない」というだけで、良いフィーリングではなかったというか。

 

6)カローラ

 カロスポについては1.2Lターボの試乗はしていました。たしかに力不足感はなく、悪い印象はありませんでした。ただ、良い印象もあまりなかったというのが正直なところで。

 

7)シビック

 インテリアもエクステリアも、何かしっくりこないんですよね。なので試乗は実はしていません。CVTというのもあり、試乗して何か確認しておきたいみたいなポイントが無いんですよね。。。

 

8)ゴルフ

 当初、購入候補筆頭でした。というのもやはりベンチマークを知らずにはいられないんじゃないだろうか的に考えていたこともあり、発売当初に試乗した印象が良かったことからも次の車候補を探し始めたころは、この車が選択ベースでありました。

 最終的にベンチマークにこだわらなくなったというのは、実際ベンチマークと言っている自動車評論家の皆々様が実際に乗っているのがほとんどベンツ、という点で何か違う感じがしたという点。Mazda3に乗っていた某評論家がゴルフを超えたと言っていましたが、車として超えたかどうかはさておいて、いろんな記事を見て結局Mazda3以上の魅力が感じられなくなったという点で候補から陥落しました。

 

9)Mini

 試乗した車の中で、高速道路での試乗の印象が実は一番良かった車。とにかくロードノイズが抑えられていて、どの車に乗っても気になっていた「ゴー」って音がほとんど気にならず、アクセルフィーリングもほんとによかった車でした。

 残念な点といえば、内装が個性的すぎて落ち着かない点と、近所の駐車場に何台も見かけるので所有の満足感が削がれそうかなという点でした。

 

 

 他にもクラウンとかリーフとか、購入候補には多分入らないだろうけどって車も試乗しました。かつてないほど乗ってきて感じたことは、自分が欲しい車とはという点が意外に定まっているようで定まっていないという点を再確認しました。

 そしてMazda3が出た結果、何かこれ以外を選ぶという気にならなくなったというか。CX-30は若干悩んだ部分がありましたが、SUVはどうしても好きになれず。RVブームだった時も思ったのですが、どうも車の設計上で重心が高いことのメリットは一個も無いというイメージが払拭できないんですね。

 

アクセルフィールの違和感はどこからくるのか

SKYACTIV-Xのアクセルフィールを表現するとしたら、前に乗っていた318isと同じだからというのが今のところの結論なんですが、じゃあ何が理由でそのような共通項を感じるのかというと

 

1.NA

2.オルガン式ペダル

3.Cセグメント

 

多分仕組み的に言える部分の共通項はこんなもんだと思う。方や今のデミオはというとCVTの違和感だけじゃなく吊り下げ式ペダルという点、前輪の張り出しがある点、慣れればいいのかと思っていたが、年々違和感は増すばかりだった。

 

違和感の解消法がわからなかったころは、この違和感から来る疲労はACCなどでカバーするしかないと考えていた。でもMazda3に乗ってみてその考えの妥当性に疑問を感じるようになったのです。

 

アクセルペダルをオルガン式に、フィールの違和感を減らす、それだけで十分に違和感からくる疲労は軽減されるのではないかと思うのです。実際には長距離乗ってみないと何とも言えないところではありますが、数日の試乗ができるようなキャンペーンも始まっているようなので、購入を決める前に一度検討してみようかと考えています。