しっくりくるま

しっくりくる瞬間の理由を言語化できれば

MX-30はどういう人に勧められるか

Mazda3の6か月点検に行ってきました。

この間問題があった点は、車の前面にあるレーダーが故障してエラーが発生。ユニット交換ということがありました。事前に雨が降るとエラーが出てしまうことが多々あって、しばらくすると消えるので水滴が付いたらエラーが出るのかな、ちょっとセンシティブ過ぎるなという印象があったんですが、エラーが消えなくなったのでディーラーに行ったらユニット交換になりました。

 

原因のところははっきりとはわかりませんが、ACCのレーダーは今回の第七世代で大きく変わったという情報は聞いていないので、第6世代の他車でもあるトラブルなのかもしれないかなと思っています。

 

で、6か月点検ですが特に大きな問題はありませんでした。ついでと言っては何ですが、MX-30の試乗ができたのでその感想でも。

 

MX-30に乗ってみてまず内装ですが、コルクの部分とかドアトリムのところとか、いろいろとMazda3とは変えていて、なるほど電気自動車にする場合の印象の差はこういうところにも付けてくるのかなという印象。エアコンのタッチパネル部分なんかも、恐らく電気自動車であれば違和感ないんだろうなと思いましたが、ガソリン車だと明るいところで反射して見えにくいとか、見ないで操作がしにくい(リアルボタンもありますが、タッチパネルとダブルなので引き算しきれていない印象が)等、中途半端感をどうしても感じてしまいました。

シフトゲージの部分はピアノブラックではないので、こちらの方が傷は気にならないんだろうなとは思ったものの、ちょっと高級感という点では寂しい感じも。ドアトリムの皮の質感もよりちょっとチープになっている感があって、その辺りが価格差に出ているのかなとも。

 

運転してみたところでは、Mazda3と比べては当然なのですがCX-30よりも前方は開放感が感じられ、Aピラーがより立てられているみたいですね。マイルドハイブリッドはSKYACTIV-Xと比べても同じ感じで動作はしているのですが、やはりSKYACTIV-Xのカプセル化に慣れているとエンジンの始動音の大きさが若干違和感を感じるところで。

 

いろいろと特色がすごくあって、どういう人に勧められるかというところですごく悩ましい車という印象。Mazda3のSKYACTIV-Xのポジションに近い感じで、CX-30が便利なのはわかっていても他と同じではつまらない人で、MX-30の特色の部分が不満点にならない人であれば選んでいいように思いました。